救急車の出場件数は年々増加傾向にあり、全国的に見て平成15年は480万件であったのが、平成24年では580万件と約21%も増加しています。 出場件数増加に伴い、救急活動にも支障がでており、救急隊の現場到着時間は全国平均8.3分で10年前より2.0分長くなり、病院収容時間は平均38.7分で同様に9.9分長くなるなど、遅延傾向にあります。 また、救急車で搬送した傷病者の傷病程度をみると、当消防本部では、平成25年中では、約44%は医療機関で処置を受けたあとすぐに帰宅できる軽症者でした。(円グラフ参照) 救急車は、いつどこで発生するかわからない重症傷病者の搬送に備えており、要請があれば最善を尽くして現場に早く到着しようと努力しています。 しかし、中には |
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などの不適切な理由により救急車を利用している人もいるのです。 このままでは、本当に緊急処置、病院への搬送が必要な重症傷病者のもとへ救急車の到着が遅れ、助かる命を救えなくなる可能性もあります。 |
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有明広域行政事務組合消防本部 消防課救急係 TEL:73-5283 FAX:74-0030 |