有明広域行政事務組合消防本部・玉名消防署の1階に併設する「ありあけ防災館」は、防火・防災に関する知識や、消防の仕事などを学べる体験型の防災学習施設として令和3年7月に開館し、パネル展示や映像、VR体験といったコンテンツを通して、楽しみながら災害に対する知識を深めると共に、防災意識の向上に貢献する事を目的としています。
開館当初から新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、数回に亘り長期の臨時休館を余儀なくされましたが、年数の経過と共に来館者が増加傾向にあり、4年目の今年(令和6年11月7日)、1万人を達成することができました。
このことは、「東日本大震災」、「熊本地震」及び「令和2年7月豪雨」など近年の大災害や、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生すると予想され、近年、住民一人ひとりの災害に対する危機意識が高まっていることを示しています。
あらゆる災害から「自分の命、大切な人の命」を守るために、一人でも多くの方に「命を守る行動」や「災害に対する備え」について学んで頂きたいと思っておりますので、是非ご来館いただきますよう宜しくお願いいたします。
【来館1万人目となった玉名市在住の入江さんとご友人】
【119番通報体験の様子】